狂気の名言
岡潔(おか きよし)は
数学の詩人と呼ばれている
日本人のアイデンティティや信仰
在り方に偏った偏愛を抱いて
狂気に満ちている
岡潔の奇行エピソードは
枚挙にいとまがなく
才能に全振りしてる人はいつだって面白い
破天荒で変人で純粋だ
欧米の数学者達が「岡潔」という
チーム名だと思っていた話は有名で
それ程の偉業を1人で成し得た
まごう事なき天才である
変数複素関数論の理論の基礎の構築
いわゆる「岡の原理」の考案の他
多変数複素関数論の3つの問題の解決など
今もって現代数学で非常に重要な
概念の一つに「層」というものがあるが
その考案きっかけを作ったのも岡だ
岡は9本の論文を発表しており
それらの全ては
最高レベルであると言われている
岡潔がいなければ
現代数学の三分の一が
存在しなかったと囁かれる
小学校から飛び級を果たす異才っぷりで
京都帝国大学理学部(今の京都大学理学部)を
卒業してフランスへ留学した際も
ガストン・ジュリアの論文にハマり
擦り切れるくらい読み込んで研究した
(後に世界で初めて人の手で雪を作ることに
成功させた物理学者の中谷宇吉郎や
その弟の考古学者の中谷宇ニ郎と
フランスで知り合い仲良くなる)
帰国後、大学で教鞭をふるうも
非常に逸脱した行動を取り
勉強のし過ぎで
精神に異常をきたしたと教職を退き
無職のまま実に13年もの間
数学の研究に没頭するのである
田畑や資産、住まいを売り払い
村民の好意で物置に住む
(ちなみに岡潔は大学卒業から
結婚しており家族5人での生活である)
フランス時代の知り合いである中谷や
同級生であり、京大教授であった
秋月康夫世話になりながら
戦後の敗戦ではサツマイモを作って
研究を続けた
この最中、岡は自身の調子を
つぶらに観察して
プラスの日やマイナスの日と呼んでいた
(今でいう躁うつ病)
1960年には文化の発展や向上に
めざましい功績を挙げた者にのみ授与される
最高の栄典である文化勲章を受章
(業績が認められた後の岡は
様々な勲章を受け取っている)
この「キチガイ博士」と呼ばれた
岡潔の名言の中でも好きな名言がある
「本だって読むことより
読みたいと思うことのほうが大切なのです」
「数学は必ず発見の前に
一度行き詰まるのです。
行き詰まるから発見するのです」
「僕は論理も計算もない数学をやってみたい」
「人は極端になにかをやれば
必ず好きになるという性質をもっています。
好きにならぬのがむしろ不思議です」
およそ人としての社会生活を
営めない「純粋な狂気」は
なぜ、これほど胸を打つのだろうか
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