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ななほ

ななほ

39歳 T158 B90(F) W59 H88



--/平均--
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ななほ
8月27日20時08分
by ななほ
嬉しい再会

電話越しに聞いた声から
穏やかな人だということは分かっていた。
 

待ち合わせ場所で彼の車を見つけ
助手席へ乗り込む。
 

『お待たせしました』
 

そう微笑と彼は
いつ会っても変わらない。
 

清潔感のある服装に
落ち着いた立ち振る舞い。

言葉遣いも丁寧で
決して距離を詰めすぎない。

何気ない会話ひとつにも品があって
私は彼と過ごす車内の空気が好きだった。

他愛もない話をしながら
車はゆっくりホテルへ向かっていく。
 

到着して部屋へ入ってからも
彼はやっぱり彼のまま。

急かすこともなく
私を気遣いながら穏やかに微笑んでいる。

そんな彼が
ふと思い出したように口を開いた。
 

『実は昨日僕にとって特別な日だったんだ。
本当は昨日会いたかったんだけどね』
 

その言葉に
胸の奥がきゅっとした。
 

特別な日に
私を思い浮かべてくれていた。
 

それだけのことなのに
《風俗嬢としてではなく》
《一人の女性として》
選んでもらえたような気がして
どうしようもなく嬉しくなる。
 

『一日遅れちゃったけど
会えてよかった』
 

穏やかに笑う彼を見つめながら
私は自然と彼との距離を縮めていた。
 

いつもの優しくて品のある彼。
 

けれど今日は少しだけ特別。
 

一日遅れになった彼の大切な日を
私の温もりで満たしてあげたい…
 

そんな気持ちを込めて
私はそっと彼の手を握った。

私たちは自然とベッドへ向かった。
 

それまでの彼は
いつも通り品があって紳士的。
 

優しい眼差しも
落ち着いた話し方も変わらなかった。
 

けれど
二人きりでベッドに身を沈めた途端
その瞳の奥に違う色が宿った。
 

普段の穏やかさが嘘のように
彼は私を強く求めてくる。

逃げ道をなくすように抱き寄せられ
何度も唇を重ねられるうちに
私もすっかり彼の熱に呑み込まれていった。
 

優しく焦らすように触れたかと思えば
次の瞬間には容赦なく翻弄される。

何度も絶頂を迎え

気持ちよさに頭の中がぼんやりして
何も考えられなくなっていく。
 

それでも彼は許してくれない。
 

普段の上品な顔からは想像もできないほど
意地悪な眼差しで私を見つめ
私の反応を確かめるように
隅々まで執拗に求め続ける。
 

やがて私も我慢できなくなった。
 

一方的に翻弄されるだけでは足りなくて
今度は私から彼を抱きしめる。
 

もっと近くに。
もっと強く。
 

互いの熱を確かめるように夢中で求め合い
とうとう二人とも限界を迎えた。
 

しばらくは動くことさえできず
ただ寄り添って余韻に浸っていた。

 

そしてシャワーへ向かう頃には
あの激しさはどこへ行ったのだろうと思うほど
彼はいつもの紳士に戻っていた。

 

私を気遣い
優しく接してくれるその姿に
思わず笑ってしまう。
 

ホテルを出て
駅まで送ってもらう車の中でも同じだった。

品のある話し方。
穏やかな笑顔。
さりげない気遣い。

 

ベッドで見せたあの熱を知っているのは
今この瞬間私だけなのかもしれない。
 

そう思うと少しだけ胸が高鳴った。

 

特別な日の翌日に選んでもらえたことも嬉しかったけれど
優しく紳士的な彼と
その奥に隠されたもう一つの顔。
 

その両方に触れられたことが
何よりも特別だった。


駅に着き
車を降りて振り返る。
 

最後まで優しく微笑んでくれる彼を見ながら
私はもうすでに
次に会える日を楽しみにしていた。



 

※殿方様との実体験になります。
※殿方の身バレ防止の為、脚色、時系列を変えております。

 

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