奥鉄オクテツ 福岡デリヘル
ななほ
39歳 T158 B90(F) W59 H88
験
談

水の中では
最初はただ無邪気にはしゃいでいた。
水を掛ければ彼が追いかけてきて
捕まりそうになると笑いながら逃げる。
付き合ってまだ二ヶ月。
10代20代の若者カップル。
こんな時間さえ
私には特別だった。
けれど
いつからだろう…
彼に捕まるたび
触れられる距離を意識するようになったのは。
流れるプールでは
彼が後ろから私を抱き寄せる。
水の流れに任せて漂いながら
背中越しに感じる彼の体温。
耳元に落ちる吐息…
じゃれ合うだけにしては
意味深な指先…
水飛沫に紛れ
彼の指が乳首へ…
乳首をやさしく撫でたり
転がしたり。
声を抑える私を見て意地悪に笑う彼。
次第に手は下へ…
振り返ると
彼は何もしていないような顔で
意地悪に笑っている。
そのくせ目だけは
明らかに私の反応を楽しんでいた。
『◯くんの意地悪』
小さく呟く。
彼は答えない。
ただ
抱く腕に少しだけ力を込めた。
水は冷たいはずなのに
身体の内側だけが熱を持っていく。
やがて休憩しようとプールサイドへ上がった瞬間
私は慌てて胸元を押さえた。
濡れた赤いビキニが
肌にぴったり張りついている。
もともと少し小さかったせいで
思っていた以上に危うい。
しかも彼から意地悪されたせいで
乳首がわかる状態で
余計に恥ずかしかった。
ふと
知らない男性と目が合った。
すぐに逸らされた視線。
それだけで顔が熱くなる。
次の瞬間
大きなバスタオルが肩から掛けられた。
彼だった。
さっきまで散々からかっていたくせに
私を包むようにタオルを合わせて
くれる。
そして耳元で低く囁く。
『それ俺の前だけにして』
胸が
どくんと鳴り
秘部が疼いた。
嫉妬している。
それが嬉しくて
私はタオルの中でこっそり笑った。
もう一度水着を整えてプールへ戻る頃には
人影もずいぶん少なくなっていた。
照明を映した水面がゆらゆら揺れている。
さっきより静かな空間。
その静けさが
かえって二人きりでいるような錯覚を生んだ。
彼はもう
ほとんど泳がない。
ただ私のそばにいる。
離れたと思えば
また近づいてくる。
水面の下では互いの距離が曖昧になって
触れそうになるたび心臓が跳ねる。
彼が私を見る。
私も彼を見る。
言葉にしなくても
同じことを考えているのが分かってしまった。
—もう部屋へ戻りたい—
—二人きりになりたい—
とうとう耐えられなくなって
私は彼の腕を掴んだ。
『ねぇ…もう戻ろ?』
すると彼は
すぐには答えなかった。
意地悪そうに目を細め
それから時計を見る。
『その前にご飯』
完全に忘れていた。
彼がこの旅行で楽しみにしていた
個室での夕食。
シャワーを浴び
浴衣に着替えても
身体に残った熱だけは消えてくれなかった。
鏡の前で髪を整えながら
何度も自分に言い聞かせる。
ご飯を食べるだけ。
普通にしていればいい。
けれど個室へ入り
向かい合わせに座った瞬間
その決意は簡単に揺らいだ。
料理が運ばれてくる。
美味しそう。
なのに、向かい側の彼ばかり気になる。
彼は平然と箸を取っている。
『美味しいね』
いつもの優しい声。
しかし…
気を抜いた瞬間彼の足の指先が触れてきた
※つづく
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