クチコミ風俗情報

わたし幼少期に

結構な田舎で育ったので

「ザ・駄菓子屋」って感じの

お婆ちゃんがやってる

小さな駄菓子屋に

放課後寄って帰っていたんですけど、




イマドキの小学生、

というか

都会の小学生って

イオンとか行くの？?



いや、、

イオンも割と街外れにあるから

もはやコンビニとかマツキヨ…？




そもそも田舎と違って

寄り道たくさんあるし

車とか危ないから

集団下校オンリーで

買い食いの隙も与えられない…？?








ところで

その放課後に通っていた

駄菓子屋なんですけど、?




わたしが小学生の頃から

かねてから足腰が悪そうだった

店主のお婆ちゃんが

入院や体調不良で店を閉めることが

多くなっていました…?





大人のみんなも子供たちも


「あの駄菓子屋
なくなってほしくないね、
お婆ちゃん元気になるといいね」


とかよく話していたんです?





本格的に店じまいの話が

出始めた頃、




みんなで残念がりながらも

大人たちは


「あそこは娘さんが居るから
もしかしたら
娘さんが代を継ぐかもよ！」



なんて事を話しながら

ちょっと期待もしていました?






季節が過ぎたある時、

ついにその日は来てしまいました。



とうとう正式に

店じまいをしてしまったんです…






幼いながら私も

当たり前のものも

ずっとあるんじゃないんだぁと


すごく悲しくて

切ない気持ちになりました?



エモいですね。






店じまいから数日経ったある日

大人たちに質問しました。



「娘さんが継ぐんじゃないの？」

と。




大人は答えました。


「娘さんはお婆ちゃんが店に立てない時も
代わりに出るよって言ったり、

お婆ちゃんが引退した後も
自分が継いでやっていくよって
ずっと言ってたらしいけど

お婆ちゃんが

『私以外、誰も立たせたくない』

って
許さなかったらしいよ」



と。





えっ

えっ



ごめん普通に個人のポリシーとか

プライドとかすっ飛ばして

「なんだ頑固ばあちゃんだったのか」

って

切なくエモい気持ち

全部吹っ飛んだんだけど??





いや今思うと

お店に対するお婆ちゃんの思いとか

もしかすると娘さんに対する気持ちとか

色々あったのかもしれないけど、



当時の心境としては

なんだろう、


片思いの苦しくて胸がギュっと

するような

あの何とも言えない

切ない感覚が根こそぎ無くなって


「な〜んだぁ！?」


って

切なさから解放されたのを

すごく覚えてる?笑




そう言えば

大人たちも同じ気持ちだったのか

心なしか少し呆れてた気がする?笑





お婆ちゃんは店を閉めても

ご健在だったしね！





というかこういう

むかし話思い出すたびに

田舎の大人たちは何故あんなにも

他人様のさまざまな事情を

網羅してるの？笑

ってなる?






あれ以来、

ちょっと違うかもしれないけど

少し切なくエモい感覚になる時は

ポジティブな部分を探して

「なーんだ、別にまぁいっか！」

って切り替えられるように

なった気がする?笑




ありがとうお婆ちゃん???




平成が終わって令和が始まる時の

既視感はコレだったのか。笑

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