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放課後クラブ(ハレ系)トクヨク

榊ノ下さえ

榊ノ下さえ

25歳 T165 B85(E) W58 H90



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榊ノ下さえ
9月9日12時02分
by 榊ノ下さえ
榊ノ下さえ、9日目。

翌日。

教室のドアを開けた瞬間
昨日いなくなったはずの子が見えた。

席に座ってクラスの女の子と普通に話している。笑っている。ちゃんと声も出ている。

一瞬、足が止まった。

見間違いかと思ってて
時計を見た後、もう一度その子を見る。

いる。普通にいる。


歩き方がちょっと変で、首の動きがやたら大きい人なだけだった。きっと、髪が濡れていたのも何か事情があるのだろう。

幽霊じゃなかった。


私が入口のところで固まっていると
その子のほうが先に気づいた。

目が合って、少し驚いた顔をしてから
すぐ手を振ってくる。

「榊ノ下さん、おはよー」

それから、こっちに近づいてきた。

「昨日はほんとごめんね。急にお腹めちゃくちゃ痛くなっちゃってさ。トイレから全然出られなくて」

軽い感じで言う。

「一人にしちゃったよね」


私は少しだけ考えてから言った。

「あ、はい。」

それだけだった。


その子が一瞬だけ止まって、

「あ、うん……」

と言って、小さく笑った。

それから「またね」と言って
自分の席に戻っていった。

私は鞄を持ったまましばらく立っていた。


幽霊はいなかった。
昨日のことは、たぶん私の勘違いだった。


榊ノ下さえ、9日目。

ともだちができた。




榊ノ下さえ


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