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放課後クラブ(ハレ系)トクヨク

榊ノ下さえ

榊ノ下さえ

25歳 T165 B85(E) W58 H90



--/平均--
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榊ノ下さえ
9月10日12時02分
by 榊ノ下さえ
榊ノ下さえ、10日目。

教室に入って、自分の席に向かった。

机はある。鞄も置ける。
でも、椅子だけがなかった。

誰かが間違えて持っていったのかもしれないし、最初から存在しなかったのかもしれない。

周りを見るとみんな普通に座っている。
私だけ立っている。

先生が来るまで、あと少し。

椅子を取りに行くのも面倒だった。
だから、そのままにした。


私は机の横で目を閉じた。

まず、纏(てん)。

オーラを体のまわりに広げる。
次に、腰のあたりだけを少し厚くする。

練(れん)。

イメージする。学校の椅子。
硬くて冷たくて、背もたれが少し直角すぎるやつ。

その形をそのまま空気の中に作る。
私はそこに、ゆっくり腰を下ろした。

念の椅子。

見た目は、中腰で固まっているJK。
でも感覚はちゃんと座っている。

前の席の人が一瞬だけ振り返った。



私は姿勢を少しだけ直す。
オーラが揺れる。危ない。

授業が始まったが先生は何も言わない。



太ももがじわじわ熱くなってくる。

これは制約と誓約。
誰にもバレない代わりに、足が死ぬ。

強い能力。

チャイムが鳴った瞬間にオーラを解いた。
足が少し震えたけど、倒れなかった。

そのまま、何事もなかった顔で教室を出た。


榊ノ下さえ、10日目。

椅子は最後まで見つからなかった。


榊ノ下さえ


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