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放課後クラブ(ハレ系)トクヨク

榊ノ下さえ

榊ノ下さえ

25歳 T165 B85(E) W58 H90

体
験
談
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榊ノ下さえ
10月18日12時02分
by 榊ノ下さえ
部活作るってよ(16)

夜。自室。

私は寝る前にベットの中で
スマホの画面を見つめていた。

部活を作ると戸田教頭に宣言してから
もう5日が経っている。

頭の中にあのときの言葉がよみがえる。

「実績を作ってきてください。一週間以内に。」

一週間。
その期限まで、あと二日しかない。

私はベッドに体を預けて天井を見る。

巨大魚だと思ったらただのゴミだった。
ビッグフットだと思ったらただの変質者だった。

それはムー研究会の実績とは言えない。


私はもう一度スマホを見る。

Twitterで「UMA」「未確認生物」「目撃」などの言葉を何度も検索するが、目ぼしい情報は見つからない。

一応、数日前にこんなツイートもしていた。

UMAを探しています。
目撃情報があれば教えてください。

そのツイートのインプレッションは23だった。
いいねやリプなどの反応も特にない。

正直、期待はしていなかった。


その時、通知がピコンと鳴った。
知らない人からDMが送られてきていた。

 

「UMAを探しているというツイートを見ました。確実にいる場所を知っています。」

 

私はしばらく画面を見つめたまま動かなかった。こういう情報は嘘も多い。からかいだったり、ただの思い込みだったりすることもある。

それでも。
今の私には縋る理由があった。

残り二日。

 

私は返信した。
そこからその人と何度かDMをやり取りした。

相手の名前は知らない。
どんな人なのかもわからない。

けれどやり取りをするうちに
ひとつだけわかったことがある。

 
この人は冗談で言っているわけではない。
すべての情報がかなり具体的だった。

もし嘘だとしてもここまで言えるものなのかと少し思った。

 

私はスマホを握ったまま、小さく息を吐く。

 

もしかしたら今回こそ。
いや、違う。

今回は、きっといる。

 

 

次の日の昼休み。
私は山田と可動域広子を呼び出した。

二人が来るのを確認してから私は口を開く。

 

「ついに見つけました。UMAです。」

 

山田が少しだけ前に身を乗り出した。

「ほんとですか……?」


可動域は腕を組んで少し疲れた顔をしている。

「どうせまたさあ……」

 

2人とも最初の時より乗り気ではないようだ。
それも仕方ないと思う。ここまで二回、結果は違っていた。

 

けれど。
今度は違う。

 

私は二人をまっすぐ見て言った。

 

「中洲の楽園ビルに、チュパカブラがいます」

 

「見つけに行きましょう。」


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