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junjunのフーフー体験記
子供の運動会のために、有給を取得しましたが子供が体調を崩してしまい、あえなく断念。せっかく頂いた有給を無駄にしないために、行ってきました。大人の運動会へ。
【第一印象】うむ、元気があってよろしい。
【似ている芸能人】僕は、磯山さやかさんと、加護ちゃんを足して2で割った感じと感じました。
【ルックス】癒し系、垂れ目。
【スタイル】ムッチリ。
【サービス】全身リップが気持ちよかった。
【感度】敏感ですね。敏感すぎてくすぐったくなったりしてました。皆様と一緒で熱めのお潮を、いただきました。
【長所】気遣いが人気嬢の所以かと。残念ながら私の魔剣はゆずは嬢には大きすぎたみたいでした。残念なのはそこくらいですかね。
【総評】「早くしないと、運動会に遅れんで〜。〇〇君も待ってくれてるわ」
亡くなったはずの祖母が、リュックと水筒をもって、玄関前で僕を急かす。
「今日は楽しみやでな。後から行くわ」
優しかった祖父が、廊下と続いている居間からひょっこりと顔を覗かせて笑う。祖父もだ。糖尿病で20年も前に亡くなった。ここは。。。実家だ。
〇〇！社会人になった後、一度だけ会った。つまらない、行き違いがあって、喧嘩をしてあれから連絡をとっていなかった。いまだに後悔している。アイスを一緒に食べたらおしまい。子供の頃のように、素直に仲直りできたらいいのに。
「めっちゃおもろいねん、今度一緒にしようや」〇〇は、新しく買ったファミコンのソフトの話を熱を入れて話をしている。僕の家は貧乏で祖父母に育てられていて、ファミコンなんて余裕がなかった。いつも、〇〇とマリオブラザーズで遊んでたんだっけ。
あの頃の僕はぽっちゃり（すまん、今もぽっちゃりやった）で、陰気でのび太みたいな性格だった。自分に自信がなかった。
「今度の土曜日遊びにいっていい？」
「もちろん！」
。
。。
。。。
そうだ
これは夢なんだ
ぼくは今、夢を見ているんだ
目が覚めたとき、
ぼくはまだ10歳
起きたら運動会にいく。
お昼は、ばあちゃんが作ってくれた
エビフライとおにぎりを食べて
かっこいいところをみせるんだ。
そんでもって土曜日は〇〇とマリオブラザーズと
イー・アル・カンフーとコナミワイワイワールドで思いっきり遊ぶんだ。
。
。。
。。。
。。。。
。。。。。
聞き慣れたコール音で目が覚める。上司からの連絡だ。有給だってのに。なんだ、目から汗がでてる。
ストレス社会、うんざりだ。ストレスを受けてないように見せかけて、明日もまた顧客や社内の人間と自分をすり減らす。それが普通。
普通ってなんだよ。
モラル（道徳）とコンプライアンスと、常識に潰されそうになることがある。すべてを放り出してしまえばどんなに楽になるだろう。
「できるわけない」と、自嘲気味に笑う。
窓を開けると、近くの学校だろうか。運動会の練習をしている。
家族には午前中はどうしても外せない仕事が急にできたと、伝えて車に乗り込んだ。
YouTubeでジャック・オッフェンバックの【天国と地獄序曲】を選ぶ。
「よし、行こう」誰に言うでもなく呟く。いや、もしかしたらあの頃の自分に言ったのかもしれない。
アクセルを踏み、博多方面へハンドルを切った。